ホトトギスとホウジャク

『ホトトギスにホウジャク』 我が家  2011年10月29日撮影
カメラ機種名: Canon EOS 5D Mark II, 撮影モード: 絞り優先AE, 絞り数値: 2.8, シャッター速度: 1/200, ISO感度: 200, 測光方式: 評価測光, 露出補正: 0, 長秒時露光のノイズ低減: 自動, 高感度撮影時のノイズ低減: 標準, 高輝度側・階調優先: しない, オートライティングオプティマイザ: 標準, 周辺光量補正: する
レンズ: EF70-200mm f/2.8L IS II USM, 焦点距離: 200.0mm, 画像サイズ: 5616x3744の3000x2000を切り取ったうえで1024x683にリサイズ


花はホトトギス、蜜を吸おうとしている昆虫はホウジャクです。
ハチに似ているので「ホウ(蜂)」、スズメに似ているので「ジャク(雀)」、続けてホウジャクというスズメガの仲間だそうです。

その後の観察結果:
器用にホバリングしてホトトギスの蜜を吸って、もの凄いスピードで飛び回ります。
私がすぐそばで観察していても全く意に介さず、せっせと吸蜜をします。
早朝6時頃の観察では、かなり薄暗いのに目はしっかり見えているようです。花や葉っぱにぶつからないのはもちろん、私の頭もよけて飛んで行きました。羽音の表現は難しいですが、ブーンとかフーッというような高調波を感じない低い音です。
蜜が充分にあるのか味がいいのか、気に入った花ではホバリングしながら蜜を吸い続ける時間が30秒を越えることがあることが確認できました。その間、風で花が揺れても位置関係が変わらないようにホバリングの位置を正確に調整しています。

2016年の写真は→#01 #02 #03 #04 #05
ホトトギスの花の観察結果はこちら

2018/5/28 8:00 AM のコメント: 鳥のホトトギス(時鳥)が鳴いています。今朝、まだ真っ暗な3時過ぎからずっと近所の山で鳴いています。トッキョキョカキョクと完璧なのはときどき、ほとんどはトッキョキョカキョで終わってしまいます。数週間前の朝にも聞きました。
2018/6/5 9:00 AM のコメント: いま、ホトトギス(時鳥)らしき鳥が目の前にとまりました。トッキョキョカキョクではなく大きな声でキョーキョーと鳴いたら、もう1羽が来て仲良く飛んで行きました。声の質と大きさからホトトギスだったのではないかと思います。でも、ウィキペディアによれば「ヒヨドリより大きくハトより小さい。」とあり、大きさはヒヨドリくらいでしたので違うかなー?
ホトトギスは昨晩9時頃にも少し先の山で大きな声でトッキョキョカキョクと鳴いており、今朝も聞こえました。せわしく飛び回っているらしく、声の方向が変化します。
なお、いま、ウグイスも近くで鳴いています。

[語句説明] 広辞苑によれば、つぎのとおりです。
杜鵑草(
Note)(ほととぎす) = ユリ科の多年草。山地に自生。茎は高さ60~90センチメートルで、毛が密生。葉は長楕円形。秋、白色に紫色の斑点の散在する花を開く。和名は花の模様が鳥のホトトギスの腹の斑紋に似るため。同属にヤマホトトギスなど数種あり、その総称(属名)として呼ぶこともある。韓名、油点草。<季語: 秋>
Note: 鳥のホトトギスの腹の斑紋に似ると言いながら、鳥のホトトギスの漢字は不如帰、また杜鵑・霍公鳥・時鳥・子規・杜宇・沓手鳥・蜀魂と書くのが不思議ですね。

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